『時の波』
僕らは、波と言う時に漂う小船
波にぶつかり、時に流されながら漂う
明日の方角、誰か知っているのかい?
帆を打つ風は空しく鳴くだけ
きっとあるさ
灯台の向こう側
さあ舵を取れ
力の限りに
波の合間に見つけた羅針盤
彼は強くそれを信じた
例え、コースは外れていても
海の上に常識はない。と言い残して
きっとたどり着くさ
灯台のふもと
悲しいかな
灯台の光は届かない
舵に疲れたら休めば良い
方角に迷ったら立ち止まれば良い
風を感じたら
精一杯帆を開け
きっとあるさ
灯台の向こう側
さあ舵を取れ
力の限りに
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