『月の下で』

高良篤人 ギタリスト・起業家・投資家

2011年07月13日 21:58

賑わう街を見上げれば
酔っ払いがふわふわ泳ぐ

拡げた空白の手のひらを
七色に染めるネオンの灯り


ただ 会いたい
元気だよと触れさせて
残り香に映すあの夜の
君だけが残像のまま


満面の月が見下ろせば
ロマンチストがゆらゆら唄う

湿り気帯びて吹く風と
夏色に染める通り雨


ただ 会いたい
元気かい?と触れさせて
最初縮まった君との距離
欠け行く月に成す術も無く



小さな事ほど嬉しくて
些細な意味ほど愛しくて
僕は歌うよ月の下で
満ち欠けする自然の理



ただ 会いたい
元気だよと触れさせて
残り香に映すあの夜の
君だけが残像のまま

ただ 会いたい
元気かい?と触れさせて
再び縮めよう君との距離
惹かれ合う地球(ほし)と月の様に


作詞/高良篤人


※月の満ち欠けは自然の摂理。
人と人との繋がりも自然の理。
面白いかな。不思議かな。
そんな想いをこの詞に込めて。。

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