問題と適正

高良篤人 ギタリスト・起業家・投資家

2010年04月29日 02:46

万博も近いせいか、よくお隣中国のニュースを見聞きします。



マナーが悪いだの、パクリがどうのと、表面的な報道は置いて。。



高度経済成長を続ける中華民国。



まるで、足る事を知らない勢いです。



そこで問題になっている事を挙げると限がないのですが、農村の過疎化に農作物不安、急激な経済成長における貧富の格差etc。。



あれ?

どっかの国と似ていませんか?



その中でも特筆したいのは、中国における現代病(自殺者の増加)。



社会的に豊かになってくると、どうしても心の豊かさを代償にしなきゃいけない仕組みなようで、若い世代で自殺者が増えていると言います。



会社(若しくは新しい社会)に入り、人間関係と仕事のノルマに四苦八苦し、ついには追い込まれて最後の手段を選択する。。



これも、日本と似ていますね。



思えば、根底にあるのは、急激な都市部への出稼ぎ労働者の元々の気質だと思います。



先祖代々農業で営んで来た家が、急に現代の組織に取り組まれても、根っからの八百屋にいきなり経済学の論文を書かせるのと同じで、出来る事と出来ない事がある。



その人の適正なんだと思います。



もちろん頑張って出世する方も居るでしょう。

しかし、業務効率が悪いと言うだけでその人本人を評価するのは少々危険な香りがします。



生まれや育ちがあって、個人は出来上がっているのですから。



日本も昔は農耕国家でしたよね。



人間は、その性質をなかなか変える事が出来ない。



いわゆる『引きこもり』で過ごす人達にも、きっと合う何かがあるはず。



意外と、先祖代々の仕事なんかを調べてみれば、自分の在るべき姿が見えてくるような気がします。



僕は、やはり農業だと思うのですが。。



中国、特に経済は今や話題の中心。



今からそこへビジネスなり手をつけても、それこそもう半ば手遅れです。



一般に知れ渡った情報は最早、撤去待ちの古ビルのよう。



それでも、僕は個人的興味で注目していますが☆



おっと話が脱線。汗



さて、まとめてみると、分かっている事(現状や本当の自分)があるから。今を変えられる。



そして、それが未来に繋がるかすかな手がかりかもしれません。



しばらく、日本と中国の二つを見比べてみようかな。







乱筆な長文を読んで頂き、ありがとうございます。

これからも、気になるニュースを取り上げて行きたいと思います。

かしこ
■本日の格言■

『人間は何を知っているかではなく、何をしようと思っているかによって、価値・無価値、能・不能、幸・不幸が決まる。』

by リントネル
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