移民1世の笑顔
雨の予感がする大気の中を2輪車でゆっくり帰宅。
強い向かい風の吹き荒れる国道を、50ccのエンジンは唸り声を上げながら何とか前進。
今の僕の状況とそっくりだなぁ。
心の馬力は負けないけどね☆
今夜の音のしずくには、遠路はるばるブラジルからお客様がいらっしゃいました。
笑顔が素敵なおじ様達はブラジル移民1世で、実に49年ぶりに帰沖されたそう。
地球儀で見る所の、故郷の真裏。
右も左も分からない新天地での当時の生活の厳しさは、想像を絶するモノだったに違いない。
それを、懐かしい思い出話の様に笑顔で語る姿は、同じ沖縄の血を持つ人間として、熱い想いを感じた。
どんなに苦しい状況でも、いつか笑い話のネタになる。
半世紀ぶりに見た沖縄は、彼らにはどう映ったのかな?
遠い昔から脈々と続く先祖の縁。
先の戦争で、無念の中に亡くなられた方々。
遠い国で今も故郷を思いながら力強く生きる県人達。
これから生まれて来る子孫。
皆に、誇れるような沖縄を作っていく責任が、僕らの世代にはあると思う。
音楽にもその想いを発信する力はある。
でも、その前にやらなければいけない事がまだまだ山積みなんだな。
基地局がしっかりしていなければ、ラジオ発信が出来ないのと同じで、自分と言う人間の基礎を、もっともっと高めるんだ。♪
また学びの1日になりました。感謝☆
絶対にブラジルに音楽を届けに行くぞ!!!と心に決めた夜でもありました。
今日と言う1日にありがとう。。☆
関連記事