情熱ギター社長・高良篤人 〜音楽家の為の起業・投資ノウハウ〜

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プロミュージシャンとしての危機感。そして未来。

2017年07月28日

こんばんは!



ギター演奏のお仕事をさせて頂き、プロとして活動を始めてから早10年余り。


家族や友人、仕事の依頼主様やライブに来て頂いたお客様のおかげで、今を一所懸命生きる事ができています。

心から、感謝申し上げます。

これからも、どうぞ宜しくお願い致します。




今夜は最近の正直な「心境」を書いてみました。

長文ではありますが、ご一読頂ければ幸いです。





気がつけばもう、37歳。


若くもなく老いてもいない、言わば「働き盛り」ではあるが、楽しくも何と無く過ごしたこの数年。




プロミュージシャンとして食っているとは、ギター駆け出しの頃に掲げた『夢』を一つ叶えたと言う事。


僕だけの力で到底到達できたはずも無く、改めて今の環境に感謝するばかり。




しかし、"プロ"と言っても自営業。


自分を磨き続け、自分で仕事を管理し、自分で集客・営業をし、自分でギャラの交渉をするなど、とにかく動き続けなければならない。


その分、一つ一つのお仕事の単価も高く頂けるが、自分が倒れたり不慮の事故に遭ってしまった場合、収入は途端に激減。


オリジナル曲のヒットや印税収入があるなら状況は違うけれども、多くのミュージシャンの場合、ソコは生半可な気持ちで目指しても簡単に辿り着けない領域の一つなのかもしれない。




会社員の様な退職金は無し。


社会的な信用も低く、安定的な音楽の仕事も保証されていない。


40代になれば体力の衰えと共に、激変する時代にミュージシャン業がどれほど求められるかは不確定過ぎる。


それらを補って有り余る程、音楽の仕事は僕にとって生きがいであり、一生続けて行くのだろうとぼんやり考えていた。




そう。ぼんやりと考えていたから、今の立ち位置。


プロとしてやっている自分にただただ満足していただけなのだ。





心から危機感を感じたのは、facebookの

『○年前の出来事』

と言う過去をお知らせするシステムを見た時。




一昨年や去年から、何一つ変わっていない。


もちろん多少の変化はあるが、ほぼ同じ様な生活&仕事のスタイル。


子供は日々成長し、僕は日々時間を浪費する。


そんな緩慢な自分に心底嫌気がした。





人間とは、欲しいモノよりも、本当に嫌な事を避けたい気持ちが勝るらしい。


成長なき現状から抜け出したい焦りを募らせたこの2ヶ月、今をどうにかしなければ、近い将来本当に取り返しの付かない瞬間がやって来る。


頭で考えるだけの殻を破って、自分の行いを変える事から始めてみよう。


どんな決断をしたか、ここで書くのはまだ時期尚早なので、一定の結果を出して発表します。





このままで良いのかもしれない。

何とかなるのかもしれない。





「でも、それは違う」と心が訴えているのに、正直に応えなければきっとまた後悔するだろう。


過去から学び、未来を創って行けるタイミングを与えられたのだ。


家族の将来や収入、自分の人生を本気で生きている人に敵うはずも無く、プロミュージシャンの前に、1人の自立した男として、これから与えられた時間を生きて行く。


この危機感すら原動力になるのだから、そんな自分を徹底的に信じるのみ。







最後まで読んで頂き、ありがとうございます。


タグ :高良篤人

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Posted by 高良篤人 ギタリスト・起業家・投資家 at 01:25│Comments(0)独り言
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